2023年04月24日

959 信州佐久の鯉太郎 信州最奥部の神社を探る (実踏編)⓭ 長野県富士見町 若宮八幡神社

959 信州佐久の鯉太郎 信州最奥部の神社を探る (実踏編)⓭ 長野県富士見町 若宮八幡神社

20221005

 太宰府地名研究会(神社考古学研究班) 古川 清久


佐久市での調査を終え山梨県に入ることにしました。鹿教湯温泉で車中泊したこともあり、佐久市経由で山梨県に入るルートを採らず、富士見町に向かった事から非常に興味深い神社に遭遇しました。

 長野県を対象にしていたのですが、千曲、上田、小諸、佐久の4市しか拾い出しをしておらず、遭遇した神社が山梨県ではなく、つまり富士見町が山梨県だとばかり思い込んでいたのでした。

こういうわけで、当然、下調べまではやっていませんでしたが、なかなか興味深い神社に出くわすことになりました。

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これまで文中では若宮八幡神社は長野県では20社近くあると書いてきましたが、諏訪だけでも(八ヶ岳南麓、西麓)どうも5社はある訳で、正確に拾い出せばもっと多いようですね。ここで訂正します。

以下はGoogleでの山梨県下の若宮八幡神社です。全部を一度に出すことが出来ません。まだまだあるはずです。オンエア用の編集時点では、長野県で30弱、山梨県も30弱、新潟県で20以上、静岡県で40社同程度が拾えます。

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以前のブログでも掲示しましたが、再度、富士見町を始め、長野県でも八ヶ岳の南西麓の若宮八幡神社を掲載します。20社近く表示されますが、まだまだあるようです。

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なかなか威厳のある神社ですが、諏訪の隣の様な所ですから、御柱が4本でしたか建てられています。

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賽銭箱には丸に並び矢紋が打たれています。丸が無ければ石田三成、丸に並び矢なら服部氏、梶原氏…となるのでしょうか?見当が着きません。

九州では少なく、福岡県飯塚市の大分八幡宮などでニ〜三度見ただけで良く分かりません。

 境内は良く管理されており、良い集落だなあ…という印象を持ちました。

 さて、肝心の祭神ですが、無題.pngよれば、八幡社(ハチマンシャ)御祭神[推定]品陀和気命(応神天皇)(ホムダワケノミコトオウジンテンノウ)とあります。

 よく見て頂ければ分かります。も、推定と断っていますね。誉田分などではないのです。

 だからかも知れませんが、カーナビで若宮八幡神社との表記を見つけたから23キロ遠回りして参拝に車を廻したのですが、鼻から仁徳天皇(仲哀死後の神功皇后を正妃と言うより、皇后=皇宮皇后命と後の藤原が第9代とした高良玉垂命=開化天皇)つまりオオササギ命だと思って参拝したのでした。

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002百嶋系図(極秘)003込(部分)


下は、普通の…と言うか通説派の大嘘系譜で、仁徳が応神の子などでは全くないのです。

 さらに言えば、仲哀も応神も本物の天皇(呉の太伯の流れを汲む正当皇統)ではないのです。

 故)百嶋由一郎の神社考古学は、久留米の高良大社に残された「高良玉垂宮神秘書」を基礎に60年を超える独自の研究を加え作成されたものです。

 このため、天武〜藤原期に作成された偽書を聖典と崇める通説をそのまま権威あるものであるかのように考える通説派の漫画の様な古代史その基礎となる神代史を字面だけで吹聴し追従する古代史愛好家の方々の言説を受け入れることはできないのです。

 故)百嶋由一郎氏は最低でも“「古事記」の95パーセントは嘘だ”と言い切っておりました。

また、“一書に言うを残した「日本書紀」は少しは本当の事も書いてはいるが…”記紀に基づき立論する方々はどうしようもないのです。

他愛もない邪馬台国畿内説とか邪馬台国候補地は全国に百ケ所もあるとして金を引き出そうとする連中は、村興し町興し世界遺産登録同様歴史研究の破壊者でしかないのです。


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通称百嶋由一郎神代068細密系譜通称金系譜原本(部分)


百嶋由一郎が残した神代系譜、講演録音声CD、手書きデータスキャニングDVDを必要な方は09062983254まで

講演録は合計40時間程度、神代系譜は90枚程度収録されています。どの時間帯でもご連絡下さい。

まだ、紙面がありますのでご覧いただきます。

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神殿脇には祠があり、左は疱瘡の神、右は消されています

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風月庵


神社に隣接し集会所風のものがあります かつての神宮寺なのでしょうか これを見るだけでも価値あり

posted by 久留米地名研究会 古川清久 at 00:00| Comment(0) | 日記
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