2019年07月10日

ビアヘロ088 つれづれ旅日記(のようなもの)が新たにグループに加わります

ビアヘロ088 つれづれ旅日記(のようなもの)が新たにグループに加わります

20190530

太宰府地名研究会(神社考古学研究班) 古川 清久


 埼玉県在住者のつれづれ旅日記(のようなもの)氏が来訪されたのは51718日頃だったと思いますが、当研修所においでいただき、まずは、当研修所の源泉掛け流しの温泉で戦長旅の疲れを取って頂きました。

その後、19日の太宰府地名研究会の月例トレッキングに参加して下さいましたが、22日には熊本の西原村での伊藤まさこ女史の勉強会もあったことから、そちらにもおいで頂き、その勢いで、阿蘇高森町の草部吉見神社、現在非常に重要と考えている熊本県山都町の高畑歳禰神社、宮崎県五ヶ瀬町の祇園神社(蘇民将来伝承の源流地)を見て頂き、鹿児島県薩摩川内市の新田神社、道真が落ち延びた(太宰府で客死していない)藤川天神、ニニギと別れたコノハナノサクヤが移住した鹿児島県霧島市(旧溝辺町)の前玉神社(埼玉県の埼玉古墳群+埼玉神社の元宮)などをご案内させて頂いた後、独行で久留米の高良大社〜吉野ケ里遺跡〜糸島半島…から雲仙、天草を経て、再度、鹿児島から種子島遠征まで目一杯の九州のフィールド・ワークを行っておられる様です。

ここに、同氏のblog「つれづれ旅日記(のようなもの)」を新たにご紹介すると共に、埼玉周辺と言わず北関東から甲信越に掛けての神社調査を行って頂けるのではないかと考えています。

百嶋神社考古学に関心を寄せる関東メンバーは既に二桁に近づいており、ブロガーも4つから5つに増える事になり、神代史研究の新たな拠点が加わる事になっているのです。

現在、当方と連絡を取っている神社探訪者は関東近辺で10人を超えており、連携が深まれば事実上の関東ビューローが形成されさらに大きな研究体制が出来ていくのではないかと思います。

既に埼玉を出発し、一ケ月近く車中泊を続けながら全国行脚をされているのですが、長年古田武彦ほかの九州王朝系論者の本を読んでこられており、なおかつ百嶋神社考古学にまで踏み込んでおられるだけに理解力は早く、説明に苦労がありません。その探求心と行動力には驚かされます。

埼玉県から姫路を経由し九州に来るだけでも大変ですので、その情念と言うか自由と真実を掴もうとする意欲には敬意を表したいと思います。

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では、同氏のブログを転載しご紹介します。今後とも宜しく。


#060 本日のつれづれは…福岡市神社トレッキング1

イヤハヤ…

以前から連絡をつけていた太宰府地名研究会の古川清久氏のご紹介で、福岡市街の神社トレッキングにムリヤリ同道させていただきました。

まず一社目は春日市伯玄町にある伯玄社(はくげんしゃ)です。ここは小さなお社のみの神社です。

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これがそのお社です。

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中には子供が書いたような(失礼)説明板が…

祭神は大己彦(おおなびこ)命、伯玄明王、えびす天、大黒天。伯玄明王は地元では「はっけんどん」と呼ばれ、気は優しくて力持ちなキャラクターとされているようです。

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周辺では住居・墓も発掘されていますが、近所で有名な須玖岡本遺跡よりもランクが落ちる()ような内容だったらしいです。

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これはお社の後ろにある祠です。

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すり減ってよく読めないのですが大己彦神と彫られているそうです。


古川氏主催の今回の神社トレッキングは無作為に神社を歩くものではなく、「ある学説」に基づいて1つ1つの神社を検証する内容になっています。

この伯玄社のテーマは大己彦です。大己彦は、私がこれまで巡ってきた神社でも祭られているところの多い大国主命の幼名なのです。大国主命は日本神話の超メジャー級キャラクターです。

普通、「大国主命は出雲(島根県)が本拠地で、天孫・瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)に出雲を明け渡した(国譲り神話)」と考えられています。

古川氏をはじめ、今回のトレッキングに参加した方々は通説とは異なる学説に準拠し古代の真の姿を探求されています。

その学説こそが「九州王朝説」なのです。

これは故・古田武彦氏がかつて著作を通じて提唱したものですが、古川氏らは地元九州の神社調査を通じて九州王朝説を補完・検証されているのです。

さて話を伯玄社に戻しましょう。なぜ伯玄社が注目に値するのか。

それは大国主命の国づくりエピソードに出てくる少彦名(すくなびこな)についての仮説です。

日本神話の中で少彦名は大己彦(大国主命)の国づくりを手伝うためにやってきて、特に何かをやったということもなく帰ってゆく神様です。

この描かれ方では少彦名がどんな神様なのか、何のためにやってきたのかサッパリ分かりません。

それを説明する仮説を古川氏はこう提唱されています。

「伯玄社と須玖岡本遺跡は近い位置関係にある。須玖岡本遺跡の須玖という地名に注目し、少彦名という人名との類似を考えると、少彦名=すくなびこな=須玖の彦と想定できる。大己彦の祭られる伯玄社と須玖岡本遺跡の近さから考えて、大己彦と少彦名が友好関係にあり、少彦名が大己彦の事業を手助けした…ということを日本神話は描いたのではないか」

もしそうだとすると福岡の街中の比較的限られたエリアで大己彦と少彦名が関わっていたこととなり、現在の出雲大社のある出雲がここには全く出てこないことになってしまいますが…

さぁ、皆さんはどう感じられましたか?トレッキングは続きます。   同氏のブログは以上です。


私の名前が出ましたので多少コメントを加えますが、この白玄社は百嶋由一郎氏が「大国主の幼名である大己彦=オオナビコとして祀られている神社である」「大国主を出雲の人と皆さんお考えになっておられるが古代の出雲とは大幡主の領域を意味しており全国に出雲があった…」「少彦名命をスクナヒコナと読まされているから解らないが、スクノヒコノミコトと読みなさいそうすると意味が分かりますよ」…と言われていました。「ソコナオナゴ」は「ソコノオナゴ」ですよね。何でも無い事なのです。

大国主の命の幼少期を祀る神社が在ること自体が、大国主は九州の人だった事を暗示しており、直ぐ傍に有名な須久岡本遺跡がある事と併せ考えれば、少彦名命とも遊び仲間ぐらいの関係であった事が想像できるのです。出雲は国譲りを受けた移動した先で、現出雲は藤原が後に創ったテーマ・パークなのです。

 この神社については、初期のひぼろぎ逍遥(跡宮)で取り上げています。


なお、「古川氏主催の今回の神社トレッキング」と書かれていますが、当方は只の世話役でしかありませ。会員会費制も採らず、あくまで研究者、探究者の連合体の調整機関の役割以上のものではありません。

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本当にようやくですが、青森〜東関東に掛けて4件、愛知県2件、高知県1件、大阪府2件、大分県5件、福岡県11件の合計25件のグループが形成されました。

この外にも、鹿児島県、福岡県、山梨県…からも新規に参加される方もおられ検討しています。

人材を残す必要から、テーブルに着いた神代史研究会も研究拠点として残す方向で動いていますが、今は多くの研究者の連携を拡げ、独立した研究者のネット・ワークを創り、現場に足を運んで自らの頭で考えるメンバーを集めたいと考えています。そのためには少々の雨も寒さも厭わぬ意志を持ったメンバーこそが必要になるのです。勿論、当会にはこのブロガーばかりではなく、著書を持つ人、準備中の人は元より、映像を記録する人、神社のパンフレットを集める人、伝承を書き留める人、blogは書かないものの、徹底してネット検索を行い裏取りを行う人、ただひたすら探訪を続ける人と多くのメンバーが集まっているのです。全ては95%が嘘だと言いきった故)百嶋由一郎氏による神社考古学のエッセンス残すためです。

なお、「肥後翁のblog」」(百嶋テープおこし資料)氏は民俗学的記録回収者であって民俗・古代史及び地名研究の愛好家 グループ・メンバーではありませんがご了解頂いています。この間、百嶋神社考古学の流布拡散に役立っており非常に感謝しております。

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※ひぼろぎ逍遥に朝倉の豪雨災害など多くの人工林問題などを書いていた事もあり、アメブロはアクセス制限を掛けて来たようです。最低でも平均500600件のアクセスがあったものが300350件からそれ以下に落ちています。

このため新ひぼろぎ逍遥を桜ブログで今年の11日からスタートさせ、神社専門のひぼろぎ逍遥(跡宮)版と併せ現在3本体制で運営しています。

ひぼろぎ逍遥(跡宮)が日量1000件、ひぼろぎ+新ひぼろぎで400450件のアクセスとなり、年間アクセスが50万件を超えました。

本来、アメブロが不当なアクセス制限を掛けていなければ、両ブログだけで百万件を超えていたとも考えられますが(旧ひぼろぎ逍遥は日量2000件のアクセスを記録した事もあったのです)、今後、新ひぼろぎ逍遥が徐々に成長し、五年後をめどに年間アクセス百万件を達成したいと考えています。

まあ、一つの目標でしかありませんが、通説派と間の抜けた一部の九州王朝論者による俗説を正すためにも百嶋神社考古学グループは古代史の大嘘、神代史の大嘘を暴き続け、連携ブログを更に50まで増やし、大嘘つき共を懲らしめてやりたいものです。

それにしてもよくもこれだけ優秀な方々が参集してくれたものです。村興し、町興し、世界遺産登録、邪馬台国シンポジウムなどに集る有象無象を蹴散らしましょう。
posted by 久留米地名研究会 古川清久 at 00:00| Comment(0) | ビアヘロ
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