2018年12月03日

522 鹿児島県姶良市寺師の大王神社初見

522 鹿児島県姶良市寺師の大王神社初見

20180201

太宰府地名研究会(神社考古学研究班) 古川 清久


 現在、一泊二日のプランで薩摩川内の藤川天神へのトレッキングを企画しています。

 菅原の道真公は太宰府で病死した事になっていますが、実は海路南に逃れ鹿児島県阿久根市辺りで上陸し陸路で山を越えて薩摩川内の山奥で生き延び余生を送ったという伝承があり、それを裏付ける実物が藤川天満宮という訳です。


菅原神社 (薩摩川内市東郷町藤川) 菅原神社(すがわらじんじゃ)は鹿児島県薩摩川内市東郷町藤川にある神社。鎮座している地名から「藤川天神」(ふじかわてんじん)と称される。

境内には国の天然記念物である「藤川天神の臥龍梅」がある。

菅原道真を祀る。学問の神として、受験シーズンは祈願者が多い。

大宰府に左遷された菅原道真が隠棲した跡に創建されたという伝承がある。実際はこの地は太宰府天満宮の荘園「安楽寺領」で、そこに勧請された神社が発祥であるとされている。

しかし九州征伐で豊臣秀吉に焼き討ちされ、社殿・宝物など全てを失い、創建の正確な経緯は不明である。その後は薩摩藩主島津氏の庇護を受けて再興され、文化年中(19世紀初)には島津斉宣により社殿の修造が行われた。

1910年(明治43年)に藤川にある現王神社などを合祀し、菅原神社の摂末社となった。現在は菅原神社の本殿の北側に鎮座している。

ウィキペディア(20180203 09:15による


 当会にも熱心な道真ウォッチャーもいることから、最低でも藤川天神を見ておいて頂こうという思いから企画したものです。このため、単に藤川天神への参拝などと言ったどこかにあるような郷土史会や史談会の慰安旅行にはしたくない事から、藤川天神内の道真墓地と本物の墓地の確認と併せ、薩摩川内の新田神社や可愛山稜背後地の伝ニギハヤヒの墓の探訪を行なおうと考えているところです。

 それはともかくも、藤川天神については過去数回入っており、初期の ひぼろぎ逍遥 でも取り上げています。これについては、 019 道真は薩摩川内、旧東郷町藤川で余生を送った! をお読み下さい。

 そこで、下見も兼ねて、このニギハヤヒの墓と藤川天神の道真の本物の墓所に詳しい現地の神社ウォッチャーと会う約束をして薩摩川内を目指しました。

 どのような方がおいでになるかと思っていたのですが、私より多少若い年配のアン・ルイス風の知的な女性でした。

 朝8時には薩摩川内に入っていましたが、どっちみちご自宅までお迎えに上がろうと、さらに姶良市まで足を延ばし、9時から再度、薩摩川内の新田神社まで戻ることになったのですが、その話は別稿とするとして、ここでは調査を終えて翌朝帰る途中で訪問させて頂いた大王神社なる初見の神社をご紹介する事にします。まず、大王神社と言えば人吉盆地に数社同名の神社がある事を承知していますが、確か中近世の武家の支配者か何かを祀っていたもので恐らく無関係と考えています。

 これ以外にも鹿児島県内の伊佐市に同名の大王神社があります。

 しかし、単に社名が同じだけで、各々系統の異なる神社の様であり事実上参考にはなりません。

無題.png 今回の下見で最も印象深かったのが、旧姶良町の大王神社でした。姶良市の山中に大王神社なるものを見た以上、雨など無視せざるを得ません。

 早速、見せて頂きましたが、愕くことに、ミズハノメが祀られていたのでした。

 大王神社ですから普通は男神だろうと早合点していたのですが、やはり、現地は踏まねばなりません。


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では、ご紹介しましょう。

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その神社は寺師の農耕地の最奥部の山際といった所にありました。

 神社自体は至って古風で、それだけでも心が惹かれますが、境内には寺師氏の出身地との石標が建てられていました。

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御祭神は弥都波能売大神(ミヅハノメノオオカミ)


なんと御祭神は弥都波能売大神(ミヅハノメノオオカミ)の一神でした。単独での祭祀は初見です。

非常に古い女神様ですが、寺師一族と何らかの関係があるはずで、少なくとも自らはその後裔と言った理解をされているのだと思います。

 一般的に天御中主=白山姫(ミククルミタマノオオカミ)と弥都波能売(罔象女)の二神は共に水の神様とされる事が多いのですが(大半)、水波能売命と書かれている事もそれを象徴しています。勿論、逆に字面からかも知れませんが…。これも、農耕地の最上流に置かれている事も良く分かる気がします。

 さて、「記」「紀」の悪意に満ちた間の抜けた話よりも百嶋神代系譜を見ることにしましょう。

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百嶋由一郎最終神代系譜(部分)


 百嶋神社考古学では、ミヅハノメこと神大市姫とは大山祗と大幡主の妹の埴安姫の間に産まれた娘で、大国主命とコノハナノサクヤの姉になる事がお分かり頂けると思います。

 あまり知られてはいませんが、大国主命、コノハナノサクヤヒメの実の姉に当たるスーパー・スター中のスーパー・スターなのです。

 まず、姶良市という名称からして大山祗と関係があるのではないかと思っていましたがその通りでした。

 また、本当の神武天皇(神武僭称贈崇神ではないという意味で)の本当のお妃だったアイラツヒメも、実はこの神大市姫と金山彦との間に産まれていたからアイラツヒメと呼ばれているのです。

 このことについては ひぼろぎ逍遥 スポット055 吾平津姫をご存知ですか? “アイラツヒメとはトルコの月姫だった”ほかでも書いています。


まず、百嶋神社考古学に於いて、アイラツヒメはヘブライ系瀛氏の金山彦とトルコ系匈奴(伽耶から侵入)である越智族の大山祗の妹である越智姫(神大市姫)との間の政略結婚で産れたハイブリッド中のハイブリッド・エリートとします。

ここで、百嶋由一郎説により母親がトルコ系匈奴の越智族であったとした場合、その娘の名がトルコ系言語だったのではないかと考えた事がありました。

ただ、昨年、少し「アイラ」がトルコ語ではないかと調べてはみたのですが、ayという語幹があることまでは見当が着いたもののそれ以上進めず踏みとどまっていたのです。

ところが、百嶋研究に関心を寄せる熊本の女性が、一週間ほど前に「アイラツ姫のアイラは月という意味ですよ…」と連絡してきたのでした。

急いで調べると、確かに彼女の言うとおりでした。


aylar- 名詞, トルコ語 | sprawk - ウェブ、あなたの道を翻訳 

https://www.sprawk.com/ja/term/トルコ語/aylar

aylar [Noun] 1. , つき (日本語) - one of the twelve divisions of the calendar year; 用語 "aylar"トルコ語翻訳、定義、例と一般的な関連語を持っています。

無題.pngによる


無題.png

そうです、トルコ国旗に描かれる通り、アイラツヒメとはアイラールaylar)姫の事だったのです。

してみると、父親である大山祗を百嶋神社考古学が月読命としている事とも対応するのです。

この辺りになると、通常の神社研究から逸れてくるようではあるのですが、百嶋先生の話には半島、中国から中近東にまで及ぶ膨大な情報が背後というか基層にあり、そのことによって神社を解説されている事から、どうしてもその基層の裏取りを行なう必要があったのです。

そこでお読み頂きたいと思うのが、ひぼろぎ逍遥、ひぼろぎ逍遥(跡宮)にリンクを張っている、百嶋神代史研究グループの一つ、「スピリチュアル・ヒーラー宮古の縁側日記」です。

当方には霊感などなくスピリィチュアルな世界は敬遠していたのですが、彼女の書く内容は、その感性の鋭さは言うまでもなく、愕くほどの幅広い知識、深い知識に裏付けられている事に気付き最近になって良く読んでいるのですが、実は、彼女もアイラツヒメの「アイラ」がトルコ語である事にとっくに気付いておられたのでした。

そのことを知り、逆に、「アイラツ姫のアイラは月という意味ですよ…」と連絡してきた某女性にこのblogを紹介したところ大喜びで感激したのでした。

では、縁側日記からお読み頂きましょう。

奇しくもあのくそ暑い夏の時期に、お二人は同じようなテーマに取り組んでおられたのでした。


 奇しくも、姶良市(現霧島市など旧姶良郡の一部)にトルコ系匈奴の大山祗の娘である神大市姫=ミヅハノメが祀られていること自体が、トルコ語のアイラール=「月」との関係を同時に示唆しているのです。

 してみると、鹿児島県、宮崎県に集中的に展開している寺師の一族も恐らくこの大山祗直系の氏族=つまりトルコ系匈奴の後裔ではないかと思えるのです。

 大山祗命は半島の金海金氏(ウマシアシカビヒコヂ)を父としと天御中主命を母として生まれたトルコ系匈奴の血を引く人物なのです。

 実際、旧姶良町には大山地区があり大山祗神社もあるのです。

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百嶋由一郎57年光武帝金印神代系譜


旧姶良郡の「姶良」という地名自体がトルコ語の「月」を意味するアイラールである事が分かると、大山祗系氏族の本拠地の一つががこの一帯であり、熊襲が褌を締めたような縄文人のような扱いで貶められていること自体が近畿大和朝廷による作為である事が見えて来るのです。


故)百嶋由一郎氏の資料を必要とされる方は09062983254までご連絡ください

posted by 久留米地名研究会 古川清久 at 00:00| Comment(0) | 日記
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