981 23年秋から私達の研究会が変わります!
20230630
太宰府地名研究会 古川 清久
後葉の7月のチラシなどをご覧になれば大体の経緯は分かりますが、ひょんなことから接触を持った丁己(ヒノトミ)歴史塾で話をして欲しいとの依頼を受け、北九州市で3年半ほどの間、古代史やら神社研究やらの話を行ってきました。
勿論、当方には講演できる20人近い、ブロガー、ユーチューバー、研究者、フィールド・ウォーカー
がおられますので、年に10回、11回程度の講演やトレッキングは全く問題なく行えるのです。
それは、外部の学者とか学芸員を呼んできて通説派の話を聴く会ではなく、会の内部に、古代史、古墳、万葉集、神社…を研究されておられる方がおられ、著書を持つ方、ブログ、ユーチューブに進出されておられる方もおられる事から可能になるのです。
月例会での講演会や現地トレッキングを2回程度、年に10〜11回程度、累計、3年半で30〜35回と考えれば、かなりの間、本拠地の久留米、太宰府方面での活動を東に移していた事になります。
いずれにせよ研究者や講演者を送る組織と、講演者を求めておられる組織とのカップリングが成立し、太宰府地名研究会と丁己歴史塾とが提携する形で講演会とトレッキングを行ってきたのでした。
ただ、北九州市を中心とする丁己歴史塾と久留米〜太宰府市を中心とする太宰府地名研究会とは、活動領域が異なり、かなりの距離(100q弱)がある事から各々のメンバーの1/3程度しか相互に送り込むことが出来ないでいました。
北九州地区は福岡市と比肩する人口集積地であり、そこでの講演会は新たに多くの知見と多くのメンバーを獲得できるのではないかと考えた事から三年半に亘り豊前での活動を続けて来たのでした。
ところが、新規の参加者は筑前、筑後、肥後、肥前の領域を中心に増えており、北九州(豊前)ではそれほどでもなかったのでした。
そうした中、高齢化の結果丁己歴史塾側では高齢化が進んでいるため、いずれは小規模な研究会に換えたいとの意向も示されていたのでした。
そうなってくると、本来の本拠地である、福岡〜太宰府〜久留米の南北ラインに戻し、北九州からは定期的な参加を受ける方が良いのではないかと思うようになったのでした。
特に、肥前でも佐賀県や熊本からの若い世代の参加者が望める事から、西に本拠地を移した方が良いはずなのです。
そういう事情があり、10月から筑紫野市の二日市温泉での開催に動き始めました。
現在、不定期ながらも、サテライト研究会、勉強会を佐賀県、熊本県でも行っており、これらに参加されている方々も含めて新たな場所で研究会を開催する事ができるようになったのでした。
このため、本拠地を西に移したことにはなりますが、佃 収 講演会 については来年以降も丁己歴史塾のメンバーが中心になり取り組む事にされており、もしかしたら2030年ぐらいまでは継続できるかもしれません。最近は宮崎にもメンバーが生じており長崎を除く北部九州の全域で活動しています。
一つ惜しいのは、大分県の別府市、大分市などに講演して頂いた方が5〜6人はおられる事です。
円熟期を迎えたブロガー、古代史関係の本を出しておられる方などが活動の中心から遠のきますが、適当な泊地を準備し、講演者としてご登場して頂く事にしたいと考えています。
さて、今年最大のイベントである佃収講演を7月22日(土)に実施します。
既に、打てる手は打っていますが、北九州市小倉北区の会場が150人のホールであった事から、昨年の実績である60人を越え、倍以上の参加を募る事にしたのでした。
それは仕方がないと言うかたまたま空いていた会場を進められたことら受け入れざるを得なかったからでしたが、実際には目標がかなり上がった事から実際には実に大変であって、各員がそれなりの努力を必要とする事になるのです。
しかも、当会は元々メンバーが分散している事から(研究者中心の会にしたからでしたが…)、全員が一様一同に集まれるはずもないのです。
ともあれ、熊本から10名ほど佐賀からも5人程度、久留米、太宰府方面からも20名程度は小倉に向かうはずで、もしかしたら40名ぐらいまでは増えるかも知れません。
昨年の戸畑での講演会に60名を上回り、150は無理としても100人は超えそうな気がしています。
こうして得た新たな参加者を月例会に呼び入れ、将来の研究者を育てて行くのが私達の念願であり、任務であるのです。
ともあれ、熊本からも参加いただけるとすると、佐賀、熊本、北九州から二日市温泉へと集まっていただけるとすると、10月からの太宰府地名研究会の月例研究会にも波及効果が期待でき、将来への布石になるのではないかと考えています。

豊後の「晋国残影」の安部裕治、阿部研究の阿部貞隆、ひとつあがりのカフェテラスの神田さん…、国東半島の某有名神社の宮司…外3名ほどの出筆者、ブロガーが遠くなる事です
9月高千穂(宮崎県高千穂町) 神社トレッキング+合宿のご案内
宿泊代(各自タオルケットなど持参)一泊1000円を平野研修所にカンパ
します トレッキング参加費は従来通り資料代として500円用意して下さい
大型広域農道隣接
8月はお盆もあり、炎天下を避け休会としますが、秋口には活動を再開します。
どの道、遠距離を押しての参加になりますので、標高の高い涼しい場所でのトレッキングで、しかも、宮崎インチキ神話としてこれまで取り上げてこなかった高千穂を取り上げます。
日程:23年9月2〜3日夕方4〜5時には集合し、天岩戸温泉(高千穂町岩戸58)500円で汗を流します。(集合場所はアズーロが良いかと思っています)

中心部のスーパー・アズーロ(高千穂町三田井392−1)で食料を調達し(翌朝の分まで…)、合宿場所の新築の平野虎丸邸(平屋ながら広い)に集まっていただきます。
阿蘇外輪山の一角で標高800ⅿのため扇風機のみで快適です。勿論、同研修所にはお風呂も準備されています。
当日夜は、各自、雑談、親睦に努め、翌早朝から5社程度を廻り最後にひのみこ社に向かい解散とします。
翌日の神社トレッキング・コース
❶ 上野神社 高千穂町上野3389
❷ ひのみこ社(全国でも珍しい個人の力で再建された神社です)お賽銭を500円程度お願いします。
➌ 下野八幡宮 高千穂町下野
❹ 瀬織津姫神社 高千穂町岩戸 一部に瀬織津姫の正体が分からずに追い求められる向きがありますが櫛稲田姫です。百嶋最終神代系譜を…
❺ 八大宮
❻ 天岩戸神社 東本宮御神水
実際には宿泊地、トレッキング・ポイントも変更しましたが、メンバーが一同に会して現地を踏むことは限りなく良い事なのです。