2019年05月17日

578 清水の滝の奥の金山彦祭祀 “佐賀県小城市の八天神社”

578 清水の滝の奥の金山彦祭祀 “佐賀県小城市の八天神社”

20180523

太宰府地名研究会 古川 清久


 多少、おどろおどろしいイメージの神社ですが、羊羹で有名な佐賀県小城市の山奥に鎮座する八天神社です。

 ほとんど知られていない神社ですが、佐賀県にはこの金山彦系祭祀がかなり存在します。

 特に県内の山の峰々には小さな祠が山頂に置かれており、その背景には豊前市の求菩提山からの避退があったからのようです。

 この背景には彦山の高木大神系と求菩提の金山彦系の衝突があったように思うのですが、現在、求菩提には八天狗の痕跡(資料館と史跡)があるだけです。


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八天神社 カーナビ検索 佐賀県小城市小城町松尾2710 пF0952-72-6524


 現在、佐賀県内の金山彦を祀る神社としては佐賀県嬉野市塩田町大字谷所乙766の八天神社(下の写真)が最も大きく、嬉野市を中心に崇敬を集めています。しかし、この神社は今回はご紹介に留めます。

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また、長崎県内にも八天神社がかなりあり豊前から肥前に金山彦祭祀が移ったという印象を持っています。この神社もかなり分かり難く、修験者の水行、瀧行で知られた清水の滝から西に一キロほど入った山中にこの神社があるのです。

 言うまでもなく祭神は軻遇突智=金山彦にてあらせらる…。

 そもそも、吉野ケ里遺跡に近い神埼市の市役所のとなりには櫛田神社がありますが、こちらはスサノウのお妃の系統の方々の居住地であり、この櫛稲田姫の父神こそ金山彦であり(母神は大幡主の妹の埴安姫)、製鉄の技術を持った金山彦系の人々が住み着いていたのです。

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百嶋由一郎最終神代系譜(部分)


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posted by 久留米地名研究会 古川清久 at 00:00| Comment(0) | 日記