2018年02月28日

430 奥出雲の神々 番外編 A 島根県神社庁リストにない神社 大谷の大荒神社

430 奥出雲の神々 番外編 A 島根県神社庁リストにない神社 大谷の大荒神社

20170519

太宰府地名研究会(神社考古学研究班) 古川 清久


 これは大谷に移動中遭遇した神社ですが、場所を正確には特定できていません。

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始めはそれなりに大きな神社といった印象を受けたのですが、実際にはそれほど大きな神域ではありませんでした。

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境内に入ると、左手に大荒神社と書かれた木があり柵により守られた神域があるだけでした。

 つまり、一本の木自体が御神体なのですが、それが降臨地と言う意味なのか?木本体に意味がある神木なのかは不明です。

 奥出雲を見て回りましたが、かなりの神社でこのような事例を見たことから興味深く考えているところです。

 ところが、大荒神社とはやはり中国地方に色濃く分布する三宝荒神と同種のものである事に気づき氷解しました。

 事実、大荒神社と言う三宝荒神神社がたくさんあり、そう考えれば神社庁データにないのは当然であり、既存の勢力に尾を振らない独立した祭祀がここにも息づいていたのでした。

 では、百嶋神社考古学から見た荒神様をご覧ください。

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長脛彦は出雲大社の東数百メートルに鎮座する出雲井神社、長浜神社などに祀られる神様で、岐神(クナトノカミ)で知られた栄えある金山彦、イザナミ、スサノウ、アカルヒメの流れを汲む神様です。


これは三宝荒神の起源と考えている白鬚神社 宮崎県児湯郡川南町川南1987番地

 当然、カグツチは金山彦、奥津彦、奥津媛はスサノウの孫にあたる事が分かります。

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posted by 久留米地名研究会 古川清久 at 21:43| Comment(0) | 日記